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社長ブログ

2012_09_07
品にソウルを込める  だけでは足らない

Tシャツ
 自社ブランド厚地Tシャツ/nutsで、2012年3月、全一新、リスタート以来、おかげさまで、全国のほんとうにたくさんのお客様から、特に着心地の点で、かってないすばらしさと、絶大な支持をいただいている。厚手かつやわらかな、最高の素材、言葉は簡単だが、その実現ができるのは、また肌の感性=民族的背景からも、着心地の違いが世界一わかる日本人でしかできない。 ぼくは、日本でしかできない、最高の着心地の厚手Tシャツのすばらしさを、世間の方に知って欲しいんだ。


(ほんのすこしの生地の差で、肌で着心地の違いが、ほんとうに判断できるのは、日本とイタリア、フランスのみと言われている。たとえば水によっての、生地、染めのできぐあいなどで古代からの、日々の生活での衣料の歴史が作用するのかもしれない)

 日本でのTシャツ、綿衣料への最高の知識と、工場ごとの得意な工程を熟知された、ぼくのブランド生産委託OEM先(綿衣料ひとすじ創業100年の会社です)社長に、その知識をフルに生かしての、ぼくの望む、厚手素材を、16単糸/20単糸を組み合わすという、他社様が思いつかれたとしても、糸そのものの特性やら、様々で、同じ肌触りレベルにはなかなかならないと思う。 なぜなら、わたしとOEM先社長そのものが、生地から試し縫い>品サンプル>洗濯>試着を、なんどもなんども繰り返して、ようやくたどりついた領域だ。紡績機械や、水の違い、もっとも大事な人間の手による微調整。すべてがぴったりいかなければ、この生地はできなかった。 品にTシャツ屋のソウルを込めた。 つくる、売る側としての上質への熱い思いの最高の品ができた。うれしくて泣けてくるレベルの品ができたのだ。 しかし、ここからが今日の本題。

だけでは足らない。


 売る側として、当然ながら、ぼくは特に今の季節は、必ず(笑)自社ブランドを着ている。そのなかで意識して、着用=洗濯頻度を変えて、その着心地の変化や、縫製強度などをたしかめている。念のためだが、20回や30回、つまり普通の方の日々のご使用で、実際には1年以上を着られても、問題などまったく起こらないし、洗濯・乾燥、特に乾燥機ご使用での、いわゆる「やせてくる」=乾燥機でのワタですね の加減で、すこしずつ綿糸の不要な部分が、ワタとして削られることでの、若干のシャリ感、これはこれでありだし、まったく問題などない。

 しかし、ある朝、一番頻度で着ていた、約50回洗濯した、ぼくのTシャツのスソの一部が、ほどけている=こういうことも想定し、品物にとって、もっともハードな乾燥方法である乾燥機で乾かすことにしている のを見つけた。そして、時を同じくして、お客様から、「スソがほどけたよ」と、ありがたき申し出をいただいた。すぐに、OEM先と相談し、そうなってしまった色、サイズ、製造時期、工場、担当者を特定し、その原因を突き止めた。それは、その縫製の方ごとのクセレベルでの、スソ縫製と、上からの縫製がまじわるTシャツのよこの最終縫い上げの部分、ここの最終仕上げの糸を、ほんのすこし残すクセ。これが、乾燥機などでの回転によって、他の乾燥洗濯物と、からむことがある。これによってのことだと判明した。


これは縫製の「人」が特定できたので、すぐに改善した。




糸、生地そのものをさらに上質に改善した。
Tシャツ もうひとつ、これはクレームなど、まったくないことだが、数十回洗濯したぼくの手持ちの最高頻度=通常の使い方では、約2年間使用くらい、50回ほど洗濯した品で、経年変化ともいえるが、ほんのすこし、毛羽立ちがみられるようになってきた。なにの問題もないのだが、Tシャツ屋のプロとしては、こうなるのは、数年後やろ?と思い、OEM先社長と相談、また生地から試し縫い>品サンプル>洗濯>試着を、なんども繰り返し、結論として、横糸をこれまでの20単糸から、強撚ともいえる、テンション高めの40双糸に、さらにワンランク上げることにした。Tシャツをつくる側の方なら、着心地、高級感のための40双糸横糸使用の意味が、おわかりいただけるだろう。20単糸と40双糸による着心地の違いはたぶん、ほとんどの方はわからないレベルだ。だって、20単糸と40双糸は、太さとしては同じなのだ。 ただぼくの望むのは一途に、最高の質を持つTシャツだ。スキがあってはいけない。もっと最高の品にしていくことを忘れない。


今日の結論  もっとできるはず。

魂を込めて、最高に上質の品をつくる。 これはあたりまえ。 そしてそれに満足することなく、とさらに上質の品へ改善をやり続ける。これだけが、最高の品と言われるための道だ。 ぼくは改善し続けていく。

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